塾と宣伝
最近では、塾の数が星の数ほどに増えてきており、大手の塾などは、生徒を囲い込む音宣伝などを一生懸命に行なっているほか、怪しい匂いのする個人塾なども増えてきているという風に聞いたことがあります。
当然のことながら、保護者や生徒の視点からすると、学習塾に通うとした際に、その塾がどのような経営状況にあるのかということを知る手段はそれほど多くはないという風に言えるかもしれません。そのため、実際に塾に通ってみるとアフターケアが十分ではなかったり、講師の質が大学生のアルバイトレベルであったりというようなケースがよく見られるという風に言われています。このような状況は大手の塾であっても存在する場合があるようで、手厚い指導を謳っておきながらほとんどの授業は大学生のアルバイトが行うというようなケースもあるというふうに聞いたことがあります。
他にも、料金体系などが複雑かつ多様化しているため、月謝として納めるべきお金の他にものすごい数の口座を取らされてしまい、結果として、月謝以上のお金を請求されることになってしまったが、それに対して全く説明がなかったというようなケースなどは、よく耳にすることがあるなどという風にも聞いたことがあるような気がしますから、注意しておかなければならないという風に言えるかもしれません。
いずれにしても、重要なのは、どのようにしてこのような塾を見抜きなるべく質が良い塾に通うことができるのかということを考えることが、何よりも先決であるという風に言えるかもしれません。保護者が、子供を塾に通わせる目的としてあげられる大きな一つと言えるのは、何よりも志望校へ無事に合格するということであることを考えれば、多少の苦労をしていても、良い塾に通わせて良質な教育を受けさせるということが重要だということは言うまでもないと言えるでしょう。